ヒプノセラピー(催眠療法)とは
テレビなどで行われている、いわゆる催眠術とは違います。
また、スピリチュアルやオカルトなどでもありません。
心理学に基づく、れっきとした心理療法です。
脳をα波の状態にすることで、潜在意識にアクセスし、過去のトラウマを解消したり、将来なりたい自分を潜在意識に植えつけたりすることができます。
催眠状態とは
催眠状態とは、何か1つのことに集中することで、他のことが排除されている状態です。
例えば、本や映画などに集中して、周りのことがまったく気にならなくなっている状態などで、日常生活の中でしばしば体験しています。
本人が気づいている場合、気づいていない場合も含めて、1日のうちに何度も経験しています。
脳波としては、α波が出ている状態です。
催眠状態になるとどうなるのか
頭が真っ白になり、リラックスしている状態になります。
決して意識がなくなるわけではありません。
外の音なども普通に聞こえます。
ですから、今催眠に入っているのかどうか本人にはほとんどわかりません。
意思の自由
催眠ショーなどのように体を操られてしまうようなことはありません。
しゃべりたくないことを無理やりしゃべらされることもありません。
途中で不安を感じたり何か用事を思い出したときは、いつでも目を開けることができます。
主導権は常にあなたにありますので安心してください。
基本的にアドバイスなどはしません
セラピストがあなたに対して、こうしなさい、ああしなさい、というようなことは言いません。
他人からアドバイスを受けるより、自分自身で気づくことが重要なのです。
すべての答えはあなたの中にあります。
ヒプノセラピーによって、潜在意識にアクセスすることで、あなた自身が気づくことができます。
セラピストはあくまで手助けをするだけです。主役はあなただということを忘れないでください。
即効性を感じにくい
心理療法の最大の欠点として、即効性を感じにくい、というものがあります。
折角セラピーを受けても、大きな変化を感じられず、「こんなものだろうか?」と思ってしまうことです。
特に、心理カウンセリングなどとは違い、ヒプノセラピーは潜在意識に働きかけますので、あなたの意識(顕在意識)では変化に気づきにくいのです。
でも実際には心のしこりは溶け始めています。
あなたの日常の行動や思考に少しずつ変化が現れてくるでしょう。
ヒプノセラピーの種類
一口にヒプノセラピーといっても、いろいろな種類があります。
以下に主なものを紹介します。
これらを元に、当院のメニューが構成されています。
- インナーチャイルド
- 過去の嫌な記憶を背負った、心の中の子供を癒します。
- ハイヤーセルフ
- 心の奥の自分に、問題の解決策や、自分が本当にやりたいことを聞けます。
- 未来催眠
- 目的を達成した未来の自分から、アドバイスをもらいます。
- 年齢退行催眠
- 過去の時代に遡って、現在のあなたに影響を与えている出来事を解決します。
- 過去世退行催眠
- 前世の人生を追体験し、現在のあなたに起こっている問題の原因を探ります。
上記のものは、ヒプノセラピーの種類であり、当院のメニュー構成ではありません。
メニューは、こちらのページをご覧ください。